秘密な恋愛

「芽依?」
いつもよりも
バクバクとなる鼓動。

繋がる手は震え··
「佑陽くん··」
「どした?」

キュッと芽依は佑陽の袖を掴み
「まだ··帰りたくない··」

俯きながら呟く芽依は
顔があつくなる。

(帰りたくないって···)
まさかの芽依の行動と言葉に
ドキっと胸が鳴る佑陽。

「なぁ芽依··わかって言ってる?」
佑陽の言葉に
“ん··”
と小さく頷く芽依。

「···」
“はぁ”
と佑陽は小さくため息をつき
芽依は
(もしかして迷惑だった··?)
と一気に不安になるが··