秘密な恋愛

それから1時間ほどで花火はおわり··

帰り道。
「楽しかったね」
「そうだな。また来年見ような」

(来年··)
“また、見ような”
その言葉が嬉しくて
「うん」
と微笑む芽依。



しばらく歩き。
曲がり角を右へ行けば芽依の家の方へ。
というとき

(どうしよ··)
もともと泊まる気持ちでいた芽依だが
(ほんとに··離れたくなくなっちゃった)

今日の花火大会の事を思い出し
キュッと胸がしめつける芽依。

佑陽が右へ曲がろうとしたとき
ふと芽依は立ち止まる。