秘密な恋愛

「どうして困るの?」
「どうしてって··。まさか芽依が水着着てるなんて思わなかったし。知ってたらめちゃくちゃ急いだのにさ」
そう話す佑陽はすこし拗ねた表情で
呟く。

「そんなに見たかったの?」
芽依は恥ずかしそうに
チラッと佑陽に視線をおくる。

「はっ··//?!そういう意味じゃねぇ··よ」
「··?」
全く理解できず、
戸惑う芽依。

「他の奴らに先に見られたって事だろ?··見せたくねぇだろ··」

(佑陽くん··嫉妬してるんだ)
佑陽が自分の事で嫉妬してくれていることが
嬉しく思う芽依。
思わず“ふふっ”
と幸せそうな笑みを見せる。

「なんだよ··?」
「ううん。佑陽くんやきもちやいてるんだなって嬉しくて」

「··悪い?余裕なくなるんだよ、芽依の事考えると。さっきだって、あいつに触られてんの見ただけで腹立つし。」

(どうしよ··)
佑陽がここまで焼いてくれていることが嬉しくて、芽依は思わず頬を緩めた。
可愛いな、なんて心の中で思いながら。