秘密な恋愛

(なんか恥ずかしい··)
「あっ、飲み物冷めちゃったね!入れ直してくる」
と芽依は話しを逸らし、立ち上がろうとすると
キュッと手を掴まれ

「ひゃ···」
そのまま
後ろから佑陽に抱きしめられる。

「佑···」
「大事だからだよ···芽依が」
そう伝える佑陽の声は
どこか切なく

「えっ··?」
「気使うとか、そんなんじゃなくて。··嫌われたくねぇし··」

「佑陽くん··?」

キュッと抱きしめる力は強くなる。

「芽依に無理して欲しくないし、怖がらせたくもない。それで離れたら多分俺··立ち直れねぇかも」

いつも余裕そうな佑陽が
芽依に見せる弱さに

(どうしよ··嬉しいし、佑陽くんが可愛いって思っちゃった··)
と心がキュッとなる芽依。