秘密な恋愛

「付き合うって…誰が…」

佑陽は、ニコッと笑い
「俺とお前が」

「何で私!?意味わかんないっ!大体、好きでもないのに付き合えないからっ。それに私はお前じゃなくて“芽依”って名前があるのっ。」

すると佑陽は
「芽依」

とまた甘い声で芽依の名前を呼ぶ佑陽。
それにまたドキドキとする芽依。

「何··?」

「じゃあ、好きにしてみせるよ。…俺の事」

どこからそんな自信がくるのか
理解できない芽依。
「絶対好きにならないからっ··」

(なんなの?!
いきなり付き合えとかさ…?)