秘密な恋愛

クイっ
と、芽依の腕を取り引き止める佑陽。

(へ··?何···)

「なら、惚れさせてみせよっか?」

「えっ」

トサっ…
と、気づけば芽依はベッドの上。
その上に、佑陽の姿。

「ハルくん…?」

つい握手会の話しからか、
ハルくんと呼んでしまう芽依。

それを聞き
一瞬佑陽の表情が曇り··
(ハルって···。俺は佑陽なんだけど)

何故かモヤモヤする佑陽。

そしてふと芽依の頬に佑陽の手が触れ··
そのまま軽めのキスをする。

(えっ…//!?キス··?!)

トンっ
「ちょっと待ってっ…!//」

突然の事に動揺し
佑陽を突き放す芽依。