秘密な恋愛

「付き添いねぇ。··いつも見てくれてんだ?」
と佑陽はベッドのカーテンを開けながら
ふと芽依に視線を向ける。

「あれは…//あの場の雰囲気って言うか…でも、やっぱり凄いね?確かに、あんな笑顔されたらね?」

少し照れ笑いする芽依を見て佑陽は
「惚れた?俺に」

そう言われ芽依は
不意の言葉にドキっとするも
「なわけないじゃんかっ…//」

と少し顔を赤くしながら
否定する。

(いきなり、何言い出すかと思えば··)

自信ありげな佑陽に
“はぁ”
と小さいため息を付く芽依。

さっさと帰ろっと思い
保健室を出ようとすると