秘密な恋愛

翌週、学校にて。

「由奈、この提出物保健の先生に渡してくるね」
「行ってらっしゃい〜」

芽依は提出物を出しに保健室へと
向かった。



カラっ
「先生~って…」

保健室には誰もおらず

(ここに置いていいかな?)

一応メモを残そうと思い
芽依はメモを書き始めると


ガラッ
「あ、先生…じゃなくて…」

先生かと思い振り向くとそこには
先生ではなく佑陽がいた。

「どしたの?」
「いや、ベッド借りに来ただけ。眠いからさ?」

(眠いって… )
「寝に来ただけね?笑」
「あ、この間来てただろ。握手会」

「うん。友達の付き添いでー…」

(って、私ハルくんと話してる事になるんだよね?)

日曜日の握手会を思い出し
少しドキっとする芽依。