今宵、シンデレラのベールの秘密。

話しかけてみると、意外と悠くんは不器用なだけだと知った。


本当は…優しくて…強くて、でも弱くて、友達のためなら何でもできちゃうような子だった。



「そんなこと…ない…!悠くんのことはいつも頼りにしてるし、昔も今も大好きで……」


「大好き…か……ねぇ天寧。本当に俺のこと、大好き?」


「うんっ!もちろん大好き……っ!」


悠くんのことは……あの頃から、今も…ずっと大切で……


「ずっと…大切に守り抜くつもりだったのに」


……?


悠くんは私の耳元に口を近づけて言った。


「……優しい幼馴染なんかじゃ、いられなくなっても?」


優しい幼馴染じゃ…なくなっても…?


それ…っは……。


「…な、なんで?悠くんにはずっと優しい…悠くんのままで……」


―――「好きだ」



……え?