今宵、シンデレラのベールの秘密。

心にぽっかりと穴が開いたよう。


まさにそんな言葉がぴったりだった。



「天寧さま。私でよければお話、聞かせてください」


高橋さんがそう声をかけてくれた。


でも首を横に振って


「ありがとうございます。でも、大丈夫です」


そう言った。


「そうですか……しかし、お嬢様。目の下にくまができていますよ。睡眠はしっかり取ってくださいね」



「はい、ありがとうございます」


それだけ言うと心配そうにこちらを見てから「失礼いたしました」と言って出ていった。


申し訳、ないなぁ……。


思いっきりベットにダイブした。