今宵、シンデレラのベールの秘密。

ゆっくりと私に向かって近づいてくる。


な、なんだろう……凄く…別人のよう…


何かを欲している…?


見降ろしてくるその目は怪しい光を放った。



ゆっくり近づいてくるのに対して少しずつ距離を取る。


幸いにも部屋は広い。



「あ、あの…翔、さん…?」


そう呼びかけてみる。


でも、その瞳は変わることなく。



いよいよ壁際まで来てしまって私の顔の隣に手をついた。


何だろう……不安で……