今宵、シンデレラのベールの秘密。

「…っそれでは……」


足早に去ろうとすると手首がグイっと引かれた。



すると突然、



後ろの首元にピリッとした痛みが走った。


慌てて痛みが走ったところに手を当ててみるも違和感はなかった。


あ、れ……?



「またね、天寧ちゃん」


後ろからいつもの優しい声に戻った神城くんが耳元に口を近づけてきた。


「……少しだけ、待っててね」


ふらり、と何だか目眩がして



その言葉を最後に私は気を失った。