今宵、シンデレラのベールの秘密。

「………いや、そんなわけないか」


そう独り言のようにぶつぶつとつぶやく悠くん。


「昨日、誰かと一緒にいた?」


ぎく、ぎくぎくぎく……。


「いっ、いないよ…!」


「ホントに?」


「う、うん!ほんと!」


「……意識がないときに犯された…か」


またしてもぶつぶつと何かつぶやく悠くん。


「ちょっと目、瞑ってて」


???


「え、なんで?」


「ん、ちょっと」


すると半ば強引に目元を大きな掌で覆われた。


「え、ちょっと待ってゆうく……」


すると、首元にピリッとした感覚……そしてその上から何かが貼られた。


「ん、いいよ」


目を覆っていた掌がどかされた。