*――――*
――「…っ、ありがとう。でも…今回のことは…悠くんには関係ないから
……私の問題だから」
……そう、言われたとき、何かが崩れていく音がした。
”あの時”からずっと。
今まで天寧を守ってきたつもりだった。
どんな時でも、天寧に頼ってもらえる自分でいよう、と。
天寧の事なら何でも知っていたいし、どんな苦しいことも分かち合える存在でいたいと。
思っていた。
だから、天寧の変化にはすぐ気づくし、気づいたら使用人に片っ端から調べさせていた。
天寧は一人で解決しようとするけど、俺が一瞬でも顔を歪めると、傷ついたような顔をしながらも打ち明けてくれた。
――「…っ、ありがとう。でも…今回のことは…悠くんには関係ないから
……私の問題だから」
……そう、言われたとき、何かが崩れていく音がした。
”あの時”からずっと。
今まで天寧を守ってきたつもりだった。
どんな時でも、天寧に頼ってもらえる自分でいよう、と。
天寧の事なら何でも知っていたいし、どんな苦しいことも分かち合える存在でいたいと。
思っていた。
だから、天寧の変化にはすぐ気づくし、気づいたら使用人に片っ端から調べさせていた。
天寧は一人で解決しようとするけど、俺が一瞬でも顔を歪めると、傷ついたような顔をしながらも打ち明けてくれた。



