今宵、シンデレラのベールの秘密。

   *――――*




……三日目。


疲れ果てて何も考える気力がない。


頭はぼーっとするし、何だか体が重い。


……誰か……助けて…。


全く外の光も入ってこない薄暗い部屋に檻で囲われたベッド。


頭の片隅に不思議に黒崎先輩の顔が浮かんでは消えた。


それをかれこれ三日も。


「……ねぇ天寧ちゃん。今……誰の事考えてたの?」


真っ黒な闇に染まった危険な瞳が私を捕える。


本能的に必死に首を横に振るけれど。


「……そっかあ。…なら、”排除”しないとだね?」


は、いじょ…?


いっ嫌…!それだけは……



「…っ嫌…!…やめてっ…!」