蜜柑みたいな甘酸っぱい恋



「ーーーどうして、私が天使なの?」

「んーなんでだろう?本当にそう見えたんだよ」


私は、いまいちピントこなかった。


「みくちゃん、どこか悪いの?」

「気管支」

「それって・・・ゼンソク?」

私は、「うん」と頷いた。

「ずっと、病室にいるの」

「そうなんだ」

「あ。まだ名前聞いてなかった。名前なんて言うの?」

「たけ」