蜜柑みたいな甘酸っぱい恋



次の日はーーー


あの人は、静かに病室のベットの上で点滴をうたれながら眠っていた。



また、次の日は、あの人は広場にいた。

ベンチで庭を眺めていた。

手に持っているには、単行本。

庭をながみつつ本を読んでいる。

だが・・・腕には、白い包帯が巻かれていた。

あれはーーー

多分、〝リスか〟だろう。

自分を自分で切りつける行為。


もしかしたら・・・

心に大きなキズがあるのかも、しれない。