蜜柑みたいな甘酸っぱい恋



「みくちゃん」


私は、声がした方を見る。


そこには、看護婦さんがいた。


「みくちゃん、体調の方は大丈夫?」


見回りだ。


私は、縱に頷く。

声を発すると咳が出て苦しいから。


「落ち着いているみたいだね。また来るけど何かあったら遠慮なく言ってね」

私にそういって病室を後にした。


私は、再び窓から見える外の景色を見た。