蜜柑みたいな甘酸っぱい恋



「たけくんて、言うんだね」

「たけくんは、その・・・心の病気?」

「うん」


私は、そっと包帯に包まれた腕を優しく触れた。

たけくんは、ピクリとなる。


「ーーーみくちゃん・・・」

「私が、たけくんの心のキズを癒してあげる」



その時、2人の間に暖かい何かが浮かんだ。


これが、恋だと気づくにはもう少しあとの話。