それが恋なのかどうか、 自分でもわからなかったけど、 来ないメールを待っている時点で 好きってコトなのかも しれない、と思った。 だから、三度目に会ったとき。 「彼氏とかいないんだよね?」 と確認されて、すごく嬉しかった。 「できれば友達以上から、 ちょっと付き合ってみませんか?」と 言われて、 思わず「ハイ」と、うなずいていた。 それから、夏と秋が、 あっという間に過ぎて行った。 秋には友達以上から、 恋人に変わっていた。