ま、またやっちゃったぁああ〜⁉︎
恥ずかしさで、顔から火が出そう!
引きつった笑顔で子どもたちを見送った私は、がっくりとひざをついてうなだれる。
「いたいけな子どもを、だましちゃった……」
あんなの、詐欺だよ……。
とんでもないうそつき女だよ……。
カメレオンレンジャーっていうのは、日曜日の朝八時から放送してる特撮ヒーローもの。
アオの友達のリオくんが大好きで、姉の私もふくめて動画片手に力説されたことがある。
「まあ、役者の仕事って、観客に設定を信じ込ませることだから」
アオは私が暴走している間、ベンチで優雅に休けいしていた。
姉の私が、順調に黒歴史を増やしていたというのに!
「見てないで止めてよ!私は役者じゃないし、二度と演技をする気なんてなかったの!」
「家では、かくれてやってるじゃん」
「知ってたの⁉︎」
だれも見てないと思ってたのに!
図書館の本を片手に、自分ならどう演じるかなって楽しんでたの見られてたんだ⁉︎
「最悪だよ……。あながあったら、入りたい……。むしろ私をうめて……」
真っ赤になった顔をおおって、どうにか時間を巻き戻せないか考えていると、


