部活の後、須藤と並んで駅に向かっていた。
「ねえねえ、昼はメックでいい?」
「いつもメックじゃねえか。39日目だし、たまには違うのがいい」
「ソイゼは?」
「んー……」
行きたいとこあるのかなって、須藤を見上げたら、後ろから来た車が近くで止まった。
「藤也くん、こんにちは」
「……澪さん。こんにちは」
お父さんかと思ったら違った。
すっごいきれいなお姉さん。
黒い髪がさらさらしてて、笑顔もかわいくて、優しそう。
ちょっと、柊ちゃんに似てるかも。
「学校帰り? 須藤さんや瑞希さんと同じ高校なんだよね」
「はい。澪さんはお仕事中ですか?」
「うん。税理士さんのところに行ってたの。そちらは、彼女さん?」
「……ううん。彼女では、ないかな」
「あ、は、はじめまして、三枝メイサです。えっと、藤也くんにはお世話になってます」
「はじめまして、由紀澪です。藤也くんの伯母です」
「伯母さん!? すみません、お姉さんかと思いました」
「ふふ、ありがとう。じゃあね藤也くん。また遊びにおいで。瑞希さんも待ってるから」
「……はい」
なんか、しおらしいな。
須藤は去って行く車に、手を振って見送った。
「伯母さん、若いんだね」
「んー、親父より年上だよ。俺の母親の兄さんの奥さんでさ」
「……五十近くってこと?」
「たぶん」
……マジで。
でも、今はそれより須藤の方が気になる。
車が走って行った方を、ずっと無表情で見つめている。
「須藤?」
「ん、行こうか」
須藤は私の顔を見ないで歩き出した。
「ねえねえ、昼はメックでいい?」
「いつもメックじゃねえか。39日目だし、たまには違うのがいい」
「ソイゼは?」
「んー……」
行きたいとこあるのかなって、須藤を見上げたら、後ろから来た車が近くで止まった。
「藤也くん、こんにちは」
「……澪さん。こんにちは」
お父さんかと思ったら違った。
すっごいきれいなお姉さん。
黒い髪がさらさらしてて、笑顔もかわいくて、優しそう。
ちょっと、柊ちゃんに似てるかも。
「学校帰り? 須藤さんや瑞希さんと同じ高校なんだよね」
「はい。澪さんはお仕事中ですか?」
「うん。税理士さんのところに行ってたの。そちらは、彼女さん?」
「……ううん。彼女では、ないかな」
「あ、は、はじめまして、三枝メイサです。えっと、藤也くんにはお世話になってます」
「はじめまして、由紀澪です。藤也くんの伯母です」
「伯母さん!? すみません、お姉さんかと思いました」
「ふふ、ありがとう。じゃあね藤也くん。また遊びにおいで。瑞希さんも待ってるから」
「……はい」
なんか、しおらしいな。
須藤は去って行く車に、手を振って見送った。
「伯母さん、若いんだね」
「んー、親父より年上だよ。俺の母親の兄さんの奥さんでさ」
「……五十近くってこと?」
「たぶん」
……マジで。
でも、今はそれより須藤の方が気になる。
車が走って行った方を、ずっと無表情で見つめている。
「須藤?」
「ん、行こうか」
須藤は私の顔を見ないで歩き出した。



