今日から三学期!
須藤のおかげで宿題もちゃんと終わってるし、あとは進路……どうしよう。
なんも考えてないわけじゃないけど。
ホームルームで先生が「数ヶ月後には三年生」「進路面談をするから」なんて言うから、気が重い。
部活に行こうと昇降口を出たら、後ろから足音がして振り向いた。
「よお、先輩。今日で27日だけど、どう? 2年のうちに負け犬脱却できそう?」
「む、むかつくなあ。前よりマシにはなったよ」
「良かったじゃん」
「昨日までに冬休みの宿題全部終わってたし」
「マシのハードルが低すぎ。てか、あとちょっとで3年生だぞ?」
須藤の顔が今までになく焦ってて、私ってそんなにダメ?
ダメかも。
「たすけて」
「助けるけどさ。俺にできるのは助けるだけであって、頑張るのはお前だからな?」
「うん」
なんで私、1年にこんな励まされてんの。
ていうか、あんなに感じ悪かった須藤が、こんな真面目に励ますくらいヤバいの?
「おい、とにかく背筋を伸ばせ、前を見ろ。言っただろ? 背中丸めてたらマジで負け犬だぞ」
「ん、うん」
「あと笑え」
須藤が私の頬を掴んだ。
「いひゃいー!」
「少しはマシな顔になったか?」
「もー! 乱暴!」
「しょぼくれてんなよ、メイサはそういうキャラじゃねえだろ」
私の頬を摘まんだまま笑う須藤は、ムカつくくらい顔がいい。
須藤のおかげで宿題もちゃんと終わってるし、あとは進路……どうしよう。
なんも考えてないわけじゃないけど。
ホームルームで先生が「数ヶ月後には三年生」「進路面談をするから」なんて言うから、気が重い。
部活に行こうと昇降口を出たら、後ろから足音がして振り向いた。
「よお、先輩。今日で27日だけど、どう? 2年のうちに負け犬脱却できそう?」
「む、むかつくなあ。前よりマシにはなったよ」
「良かったじゃん」
「昨日までに冬休みの宿題全部終わってたし」
「マシのハードルが低すぎ。てか、あとちょっとで3年生だぞ?」
須藤の顔が今までになく焦ってて、私ってそんなにダメ?
ダメかも。
「たすけて」
「助けるけどさ。俺にできるのは助けるだけであって、頑張るのはお前だからな?」
「うん」
なんで私、1年にこんな励まされてんの。
ていうか、あんなに感じ悪かった須藤が、こんな真面目に励ますくらいヤバいの?
「おい、とにかく背筋を伸ばせ、前を見ろ。言っただろ? 背中丸めてたらマジで負け犬だぞ」
「ん、うん」
「あと笑え」
須藤が私の頬を掴んだ。
「いひゃいー!」
「少しはマシな顔になったか?」
「もー! 乱暴!」
「しょぼくれてんなよ、メイサはそういうキャラじゃねえだろ」
私の頬を摘まんだまま笑う須藤は、ムカつくくらい顔がいい。



