家の大掃除を手伝って、クタクタになって寝ようとしたら、須藤から電話がかかってきた。
「はいはーい、どした?」
『今日で21日だけど、女子力上がった?』
「掃除してたから、めっちゃ上がった」
『あー、そっちも? 俺もさあ……』
そこからは、ひたすら須藤の愚痴だった。
いつも偉そうにしてばっかだから、こんなにボヤいてるのは珍しい。
学校でもカッコつけてるのに、今日は一日お母さんに叱られながら掃除していたらしい。それ、見たかったな。
『そんな感じで、うるせーのなんの。……聞いてる?』
「聞いてる。でもそうやって愚痴ってるの珍しいね」
『そうかも。先輩と喋ってると気い抜けるわ』
「えー。美人でイケてるお姉さんにドキドキしてほしいんだけど」
『負け犬が何言ってんだ。イケてるお姉さんなら、もうちょいシャキッとしろよ』
「し、してるよ!」
『俺よりバカだし』
「うっ、否定できない……」
『どうせ冬休みの宿題もやってないんだろ?』
「なんで知ってるの」
『はー、ほんとバカ。俺が見ててやんないと、宿題もしねえのかよ』
反論がまーったくできない。
はい、ノートをカバンから出してすらないバカです。
「あの、見ててくれる?」
『は?』
「だからさ、明日宿題やるから、その間通話つなげてて」
『仕方ねえなあ』
明日の時間を決めて電話を切った。
きっと、颯にもこうやって甘えればよかったんだろう。
……今更なんだけどさ。
「はいはーい、どした?」
『今日で21日だけど、女子力上がった?』
「掃除してたから、めっちゃ上がった」
『あー、そっちも? 俺もさあ……』
そこからは、ひたすら須藤の愚痴だった。
いつも偉そうにしてばっかだから、こんなにボヤいてるのは珍しい。
学校でもカッコつけてるのに、今日は一日お母さんに叱られながら掃除していたらしい。それ、見たかったな。
『そんな感じで、うるせーのなんの。……聞いてる?』
「聞いてる。でもそうやって愚痴ってるの珍しいね」
『そうかも。先輩と喋ってると気い抜けるわ』
「えー。美人でイケてるお姉さんにドキドキしてほしいんだけど」
『負け犬が何言ってんだ。イケてるお姉さんなら、もうちょいシャキッとしろよ』
「し、してるよ!」
『俺よりバカだし』
「うっ、否定できない……」
『どうせ冬休みの宿題もやってないんだろ?』
「なんで知ってるの」
『はー、ほんとバカ。俺が見ててやんないと、宿題もしねえのかよ』
反論がまーったくできない。
はい、ノートをカバンから出してすらないバカです。
「あの、見ててくれる?」
『は?』
「だからさ、明日宿題やるから、その間通話つなげてて」
『仕方ねえなあ』
明日の時間を決めて電話を切った。
きっと、颯にもこうやって甘えればよかったんだろう。
……今更なんだけどさ。



