「まずは、手を繋ごっか。」

「はーいっ。」

手を先輩の方に差し出す。

手を繋ぐ...か。





ええええええ!?

手を繋ぐ!?

思わず差し出した手を引っ込める。

「えっ!?て、手を繋ぐって!?」

「うん!!」

先輩は、満面の笑みでのわの目を見つめる。

「あのっ、そ...。」

「最初に言ったよね?俺の言うことは絶対聞けって。聞かないをお仕置きするよ?」

さっきとは、違ういじわるな笑みを浮かべる先輩。

お仕置き!?

嫌な想像が頭の中を回る。

って言うことは、先輩の言う事をやるしかないよね...。

「っ.../」

のわは、顔をそむけながら、手を先輩にまた差し出す。

だって、絶対顔赤いもんっ。

恥ずかしい姿見られたくないもん。

「こっち向いて。」

「むぅっ...。」

やだもん