無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜



仕事に没頭していたら遅くなってしまった。
二十時ごろ。帰宅して外から見ると部屋には灯りがついていた。
今日は千沙さんも夜間勤務の人と交代するような形のシフトだから、きっとついさっき帰ってきたのだろう。

玄関まで来て、部屋の周りに不審なものがないかチェックする。
大丈夫そうだ。

そして、物陰に隠すように置いてある監視カメラもチェックする。
実は俺の部屋にも付けておいた。
ここを知られるのも時間の問題だと思っていたからだった。
ふたりで調べに行って以降、千沙さんの部屋に張り紙が貼られることはなかった。
彼女の家はずっと明かりがついていない状態だから、不在だと気づいたのかもしれない。

千沙さんも表面にはださないが、俺と同じように緊張しているにちがいない。
もし張り紙を貼られるようなことがあれば、いよいよ状況は思わしくなくなる。
送り迎えは毎日してもいいと思っているが、彼女のシフトとうまく合わないときは難しい。
悩ましいが、一つ一つクリアして、俺がもっとしっかりして彼女を守らなければ。