無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜

まずは千沙さんの心を最優先にして、少しずつでいいから、俺の気持ちを受け入れてもらいたい。
どれだけ時間がかかっても構わないから、彼女の中で俺という存在が大きなものになってくれたら幸せだと思う。

だから、通勤の送り迎えを認めてもらえたのは、本当に嬉しかった。
願い出た直後に、彼女が保護者と通勤が一緒になることもあると言っていたのを思い出して失敗したと思ったが、優しく了承してもらえた。

ふたりの関係が、一歩前進したような気がした。
あの時間は、楽しかった。
まるでデートみたいだった。

一緒に行こうと約束したカフェには、いつ誘うべきだろう。
あまりにも早すぎたら引かれてしまうだろうし。

すでにホームページやSNSは調べて、人気メニューまで把握している。
彼女はチョコレート系が好きなのか、それともフルーツ系か。
冷蔵庫にフルーツが入っているのをよく見るから、やっぱりあのイチゴパフェを勧めるべきか。
検索画面で店のメニューを見ていると、関連して他の店のメニューが表示されて目を奪われる。

次は、千沙さんとここに行きたい……。

いや、待て。
何故俺は次回のことまで考えているんだ。