強く握られてた手から熱が伝わってきたかのように、私の心と体も熱くなる。
思いつめたような彼の端正な顔をまっすぐに見つめることができなかった。
「これからも、きみを守らせてほしい。俺のそばにいてほしいんだ」
「……だって、ふさわしくなんかないです。私なんて、平凡だし怖がりだし……」
「そんなはずないだろ。それにきみは本当は誰よりも勇気があるのも知っている」
「あの時は子供たちを守りたくて必死だったから、でも本当は立っているのも精いっぱいなくらい足が震えていて……」
くすり、と湊さんは思い出したかのように笑った。
目じりが下がる優しい微笑み。
彼がこんな笑みを浮かべてくれたのは、私を大切に思ってくれていたから。
そう気づくと、心が凪いでいくのを感じた。
彼が必要としてくれているのなら、そばにいたい。
思いつめたような彼の端正な顔をまっすぐに見つめることができなかった。
「これからも、きみを守らせてほしい。俺のそばにいてほしいんだ」
「……だって、ふさわしくなんかないです。私なんて、平凡だし怖がりだし……」
「そんなはずないだろ。それにきみは本当は誰よりも勇気があるのも知っている」
「あの時は子供たちを守りたくて必死だったから、でも本当は立っているのも精いっぱいなくらい足が震えていて……」
くすり、と湊さんは思い出したかのように笑った。
目じりが下がる優しい微笑み。
彼がこんな笑みを浮かべてくれたのは、私を大切に思ってくれていたから。
そう気づくと、心が凪いでいくのを感じた。
彼が必要としてくれているのなら、そばにいたい。



