無口な警察官様とのまさかの同居生活についてご報告します〜過保護で甘々で困っているのですが…!〜

耳を疑った。
想像だにしていなかった言葉に呆然となる。
そんな私を気をしっかり持たせるように、手を握る指先にかすかに力が入る。

「きみに再会できたこと、こうして心を開いてもらえたこと――すべてが幸運だった。ずっと君のことが好きだったんだ」

以前、きみが勤めていた保育園の近くに警察署があっただろ? と、湊さんはゆっくりと理解させるように、これまでのことを話してくれた。

たしかにそれは奇跡のような話だった。
勤務先が近かったこと。兄の結婚式があって、二度目の再会ができたこと。
嫌がらせという思わぬ事態が、距離を縮めるきっかけとなったこと。

私と彼は運命でつながっているのではないかと思うほどに。