恋愛(ピュア)
文屋りさ/著

- 作品番号
- 1767306
- 最終更新
- 2026/05/16
- 総文字数
- 36,976
- ページ数
- 51ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 162
- いいね数
- 1
◆◇◆◇
「もう、恋はしなくていいかも」
二九歳、独身女。
心底恋愛には向いていない自分の人生から、
【恋】や【愛】という要素を削除しようと思っていた。
だけど、人間とは思った以上に弱い生き物で
どんなに頑張っても孤独だけには勝てっこない。
一人の時間は好きなのに、孤独は嫌い。
大好きな友達もみんな次第に結婚し、家庭を築き
頻繁には会えなくなった。
旅行も、飲み会も、ご飯も
どんどん回数は減っていくばかりで
気づけば仕事と家の往復を繰り返す毎日。
「和泉はきっとさ、恋愛がしたいんじゃなくて
安心できる人がそばにほしいんだよ」
「一生一人でいるなんて無理だよ」
「だからほら、マッチングアプリでもしてみな?」
「このままじゃアンタ
一生独り身で孤独死する運命辿るよ?」
脅しとも思える友人の勧めで
気乗りしないマッチングアプリを始めた。
──ただし、条件をつけて。
【恋愛・カラダ目的は一切ナシ!】
【ただ楽しくお話ししたり
気軽にご飯に行けたりするお友達がほしいです】
【真剣なお友達募集中!】
こんな変な条件をつけた女とマッチングする男性なんていない。
実際に、自分でもアプリを登録したことすら
忘れてしまうくらいに放置していたある日。
一人の男性とマッチングした
という通知と共に、彼は私の元へ現れた。
《はじめまして》
《真剣なお友達を
募集しているとのことでご連絡いたしました》
《僕も同じ条件です》
《ぜひ一度、ご飯でもいかがですか?》
「……変な人」
それが彼、北ヶ瀬 夏樹に対する最初の感想だった。
◆◇◆◇
- あらすじ
- もう恋はしなくていいかもと思っていた和泉は、それでも友達の強い勧めでマッチングアプリを始めることに。ただし条件は【恋愛や体目的は一切ナシ!ただ楽しくお話ししたり、気軽にご飯に行けたりするお友達がほしいです。真剣なお友達募集中!】恋をしないという和泉に近づいてくる男性なんていない。そう思っていたある日、和泉は一人の男性とマッチングして会うことに。彼はとても誠実で、優しくて、ユーモアのある人で──?
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