それから辿り着いたのは駅裏にある純喫茶だった。
【珈琲さざんか】と雰囲気が似ている。こういうお店って数が減っているって思っていたけど、案外あるものね。
店員さんに声をかけられ、待ち合わせをしているといった結城くんは、店内を見渡した。
すぐに彼女を見つけたのだろう。さっさと歩き出す結城くんの後ろに、慌ててついていった。
一番奥の座席に辿り着くと、あまりの光景に呆然とした。だって、そこに座っている女性は芸能人かミス日本ですかと聞きたいくらいの美女だったんだもの。
ソファーに座るのは、清楚なワンピースを着ている美女だ。ブランドとか詳しくないけど、その首元や耳を飾るアクセサリーも高そうだし、だいぶお嬢様な空気を纏っている。この人が、結城くんの彼女なのか。
どこで出会って、いつからお付き合いをしているんだろう。
陽菜ちゃんと猪原さんがいたら、絶対、根掘り葉掘り質問するだろうな。なるほど、二人には内緒にしたいはずだ。
「待たせたかな?」
「そうでもないわ。ここのチーズタルト、とても美味しいわね」
【珈琲さざんか】と雰囲気が似ている。こういうお店って数が減っているって思っていたけど、案外あるものね。
店員さんに声をかけられ、待ち合わせをしているといった結城くんは、店内を見渡した。
すぐに彼女を見つけたのだろう。さっさと歩き出す結城くんの後ろに、慌ててついていった。
一番奥の座席に辿り着くと、あまりの光景に呆然とした。だって、そこに座っている女性は芸能人かミス日本ですかと聞きたいくらいの美女だったんだもの。
ソファーに座るのは、清楚なワンピースを着ている美女だ。ブランドとか詳しくないけど、その首元や耳を飾るアクセサリーも高そうだし、だいぶお嬢様な空気を纏っている。この人が、結城くんの彼女なのか。
どこで出会って、いつからお付き合いをしているんだろう。
陽菜ちゃんと猪原さんがいたら、絶対、根掘り葉掘り質問するだろうな。なるほど、二人には内緒にしたいはずだ。
「待たせたかな?」
「そうでもないわ。ここのチーズタルト、とても美味しいわね」


