角度を変えて繰り返された熱い口づけに溺れそうになる。息が苦しくなり、堪らず縋りつくと唇が離れ、はふっと息をついた瞬間だった。身体がふわりと持ち上げられた。
「い、一織さん!?」
「あまりに可愛いことをいうから、ちょっと我慢が効きそうにない」
「えぇっ!? 待って、一織さん」
「大丈夫。咲良ちゃんの嫌がることはしないから」
台詞に既視感を覚えるのに、熱を孕んだ瞳に見つめられたら全てが吹き飛んだ。
ベッドに連れていかれ、今まで見たことがない余裕のなさで口づけられた。
乱れる息の中、服が脱がされていく。全身に唇が印をつけていく。何度も耳元で愛を囁かれ、感じたことのない熱の奔流に溺れながら、一織さんの愛を一身に受けた。
覆いかぶさる一織さん息遣いに背筋を震わせ、初めての充足感に満たされた。
◇
翌朝、開けられたカーテンの向こうでは朝日が輝き、リビングはコーヒーの香りに満たされている。
スマホのディスプレイにはお母さんの文字。
通話ボタンをタップして、数コール鳴るとすぐに「おはよう、咲良。早いわね」とのんびりした声が聞こえた。
「い、一織さん!?」
「あまりに可愛いことをいうから、ちょっと我慢が効きそうにない」
「えぇっ!? 待って、一織さん」
「大丈夫。咲良ちゃんの嫌がることはしないから」
台詞に既視感を覚えるのに、熱を孕んだ瞳に見つめられたら全てが吹き飛んだ。
ベッドに連れていかれ、今まで見たことがない余裕のなさで口づけられた。
乱れる息の中、服が脱がされていく。全身に唇が印をつけていく。何度も耳元で愛を囁かれ、感じたことのない熱の奔流に溺れながら、一織さんの愛を一身に受けた。
覆いかぶさる一織さん息遣いに背筋を震わせ、初めての充足感に満たされた。
◇
翌朝、開けられたカーテンの向こうでは朝日が輝き、リビングはコーヒーの香りに満たされている。
スマホのディスプレイにはお母さんの文字。
通話ボタンをタップして、数コール鳴るとすぐに「おはよう、咲良。早いわね」とのんびりした声が聞こえた。


