明日は土曜日だから、お家に行ってご飯を作る日だし、またコーヒーを淹れてくれるってことかな。でも、朝っていったよね。
きょとんとしていると、車のエンジンをかけた東條さんは「まだ話したりないし」という。
「あの、東條さん」
「そうじゃなくて、名前で呼んでほしいな」
「……えっと、その、一織さん」
緊張しながら名前を呼ぶと、一織さんは体を被せるようにして私の顔を覗き込んだ。
「このまま俺のマンションに行っていい?」
甘えるように尋ねる一織さんに見つめられ、全身が熱くなった。
「えっ、あのっ、それって……」
「今夜はもう少し、咲良ちゃんと一緒にいたい。ダメかな?」
大きな手が頬に触れた。まるでガラス細工に触れるよう優しく撫で、長い指先が耳たぶに触れる。
「……ダメじゃ、ない、です」
ふにふにと耳たぶを触る指先に背筋が震え、感じたことのない緊張が走った。
どうしよう。これってもしかしなくても、夜のお誘いってことなのかな。今日の下着、全然かわいくないんだけど。──頭の中はすっかりパニックだった。
きょとんとしていると、車のエンジンをかけた東條さんは「まだ話したりないし」という。
「あの、東條さん」
「そうじゃなくて、名前で呼んでほしいな」
「……えっと、その、一織さん」
緊張しながら名前を呼ぶと、一織さんは体を被せるようにして私の顔を覗き込んだ。
「このまま俺のマンションに行っていい?」
甘えるように尋ねる一織さんに見つめられ、全身が熱くなった。
「えっ、あのっ、それって……」
「今夜はもう少し、咲良ちゃんと一緒にいたい。ダメかな?」
大きな手が頬に触れた。まるでガラス細工に触れるよう優しく撫で、長い指先が耳たぶに触れる。
「……ダメじゃ、ない、です」
ふにふにと耳たぶを触る指先に背筋が震え、感じたことのない緊張が走った。
どうしよう。これってもしかしなくても、夜のお誘いってことなのかな。今日の下着、全然かわいくないんだけど。──頭の中はすっかりパニックだった。


