温かかったぬくもりが消えて、生い茂った緑が体に触れた。

下げていた頭を上げて、自分のもさっとした前髪の隙間からようやく慣れてきた目を覗かせる。



あたりに建物などはなく林程度の木々が風に揺られて動いていて、眩いばかりの太陽が私を照らしていた。
ーーーーー……否、”私達”を、だ。




私を囲むように男が四人。そして私が踏みつけていた男が一人。


共通しているのはみな美形、イケメン、太陽が照らしているのが相まってなんかキラキラしている気がする。
私が踏んでいたあの人も息をのむほど綺麗だったけど…そのレベルがこんなに集まると圧巻される。…その目には困惑や驚愕や好奇心が見え隠れしている。









「…………ここは……?」









かくゆう私も困惑している。

死ぬ覚悟をしていたのに、なぜか生きている。



か細いであろう声に、オレンジ色の髪の毛をしている男が口を開く。












「そ……れはこっちが聞きたいんやけど!?!?空から落ちてきたで!?そんなことある…!?………いや、俺が生きてきた輝かしき17年間の中でヒットするのはあの名作のラ〇ュタの〇ータだけや!!ってことは飛行石もってrr」














想像と違う。

なんだこの人。めちゃくちゃ喋る。止まらない。
待ってました!と言わんばかりの矢継早に私の困惑も止まらない。


でも、人が空から……でビックリしているということは私のいたあの場所ではないということは確か。
その事実にホッと胸を撫で下ろした。