私は死亡者

闇の底は静かだった。
どこまでも深く、どこまでも冷たい。

だが、奥に“音”があった。

——トクン。

心臓の鼓動。

未鈴が指差す。

「……あれ。
あれがあなたの身体よ」

光のない闇の中で、私は自分の遺体を見つけた。

白い。
冷たい。
静かに横たわる“美鈴”。