私は死亡者

私は頭の奥がざわつくのを感じながら問う。

「遼の居場所、わかる?」

沙耶は静かに首を振った。

「最後に連絡が来たのは三日前。“もうすぐ美鈴に会える”って」

息が止まった。

生きているのか、死んでいるのか。
それすらわからない。

しかし沙耶は続ける。

「遼くんはね……
あなたの“死体が消えた理由”を追っていたの」

それは、私自身も知りたい事だった。

そのとき、スマホが震えた。
画面には見覚えのある名前。