夢幻に消えた君と、存在しない約束の続きを。



​世界は淡い夢に満たされている。
現実と幻覚の差なんて、誰にも分かりはしない。


けれど、君との時間は、きっと誰より温かかった。


あの星が降った夜に君と交わした約束は

明日を失いかけた僕と世界を、
恋という確かな重力で繋ぎ止めた。


あだ桜が咲いて、散りゆくまでの刹那。


君と夢をみた奇跡は、
幻とは思えないほどの蒼色で溢れていた。