君じゃなきゃ、だめな理由 −イケメン幼馴染に溺愛されてます-

「友達?」
「え?あ、うん」
「どこ行きたい?」
「じゃ…タピオカ…」
「うん、行こう」
「あのさ」
「なに」

すごい、うれしそう

「私なんかといていいの?」
「なんで?」
「だって…悠真モテるし、好きな子に誤解されるんじゃない?」
「咲蘭は俺と一緒にいるのイヤか?」
「イヤじゃないけど……」
「なら、いいだろう」
悠真といたらまた…中学の頃みたいになるかな?

伝えたら、悠真はどんな反応をするんだろうか
タピオカ屋さんの前で待ってると
「はぁ…」
「でかい溜め息だな笑」
「京弥くん」
「どうした?溜め息なんかついて」
「京弥くん…いや…」
「悠真と話せた?」
「うん……」
「そっか…でもいつか伝えないと咲蘭が辛いだけだろ?」
「わかってる…」
悠真は容姿端麗で、誰にでも優しくて。
運動神経も良くて

だから、好きにならない女子なんていなかった。

きっと、私のことなんて妹みたいな存在なんだろうなくらいにしか思ってなかった。

「咲蘭、お待たせ」
「ありがとう」
街を歩いていると視線は悠真に向けられてた。

「……」

「咲蘭、あのさ…」
「なに?」
「今度の土曜日さ、学校で…練習試合があるんだ見に来て欲しいんだけど」
「うん、いいけど
はるもでる?」
「え?あ、うん」
「見に行くね」

勘違いしちゃだめ……

家に帰ると玄関で座り込んでると姉に驚かれた

「咲蘭、どうしたの?」
「どうやったら、嫌いになれるのかな?」