side蓮水悠真
ガキの頃から、いつもそうだった。
優秀な兄貴に比べられて……自分に自信なんてなくなった俺に咲蘭は「悠真は悠真でしょ」って言ってくれて嬉しかったんだ。
だけど、いつからか咲蘭がよく笑う相手は俺じゃなくて兄貴や春樹だった。
得に、兄貴とはよく一緒にいて…俺には、咲蘭を笑顔にさせることなんて無理なんだろうなって思ってた。
でも、親友の蒼空に「お前、諦めんの?」って言われて
絶対にもう二度と諦めないって決めたんだ。
咲蘭に嫌われても後悔したくないから
「兄貴?」
「え?何?」
「帰ろうぜ」
「あ、うん」
「兄貴はさ、咲蘭が特別?」
「なんで?そんなこと聞くんだよ」
「兄貴が女子に声かけるのなんて、咲蘭と凪咲さん以外いないから」
「特別だよ、咲蘭は」
「そっか…俺、応援してる」
「ん、ありがとう」
週明けの昼休み、凪咲と春樹が2年の教室に来てた。
ガキの頃から、いつもそうだった。
優秀な兄貴に比べられて……自分に自信なんてなくなった俺に咲蘭は「悠真は悠真でしょ」って言ってくれて嬉しかったんだ。
だけど、いつからか咲蘭がよく笑う相手は俺じゃなくて兄貴や春樹だった。
得に、兄貴とはよく一緒にいて…俺には、咲蘭を笑顔にさせることなんて無理なんだろうなって思ってた。
でも、親友の蒼空に「お前、諦めんの?」って言われて
絶対にもう二度と諦めないって決めたんだ。
咲蘭に嫌われても後悔したくないから
「兄貴?」
「え?何?」
「帰ろうぜ」
「あ、うん」
「兄貴はさ、咲蘭が特別?」
「なんで?そんなこと聞くんだよ」
「兄貴が女子に声かけるのなんて、咲蘭と凪咲さん以外いないから」
「特別だよ、咲蘭は」
「そっか…俺、応援してる」
「ん、ありがとう」
週明けの昼休み、凪咲と春樹が2年の教室に来てた。

