深夜0時のドッペルゲンガー

右側の道– –咲がいる方に体を向ける。

咲との思い出が、鮮やかに蘇った。


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『よろしくね、篠森さん。私は天野咲』

『その本面白そう。題名なんていうの?』

『篠森さん、勉強すごくできるんだね!私と勉強会しない?』

『ここまで気が合う人、篠森さんが初めてかも。友達になろうよ!』

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『あっ、しずく!おはよう!』

『来週空いてる?遊びに行こうよ!』

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『クラス離れちゃったね…でも、また遊ぼうね』