彩芽:「おまたせ」
着替え終わった日和と彩芽を、鼻の下を伸ばしながら見惚れる男子4人
和泉:か、かわいい!!! 日和は何でも似合うな、あの上着の下はどんな水着なんだろ……い、いかんいかん、こいつらヤローの目から日和を守らないと
譲:「二人とも似合ってるよ、なっ大樹」
大樹:「ああ、そうだな」
彩芽:「そう? ありがとう!」
大樹と海に来られて嬉しそうな彩芽
和泉:「日和、その上着絶対脱ぐなよ!」
日和:え? 中の水着、彩芽ちゃんとおそろいで買ったのに
和泉:「オレと二人きりの時はいいが、他の男に見せんな」
日和:あっ…彼氏のフリだからそれっぽく言ってんのか
日和:「うんわかった、後でね」
和泉:うっ…くうーーっ、後でって…ホントに見せてくれんのかな
二人のやり取りをじーっと見ている譲
和泉:うっ…日和をじーっと見てんじゃねー
和泉:「日和 泳げないだろ、浮き輪借り行こうぜ」
和泉は日和の手を取り連れて行った
祐生:フッ…小林見てると飽きないな
しょうがない、オレもそろそろ自分の仕事するか
祐生:「北川、オレはおまえのその上着の下見たい」
彩芽:え?!
大樹:「は?」
彩芽:「い、いやーその…一人だけ脱ぐのは恥ずかしい…かな」
祐生:「だったらオレにだけ見せてくれてもいいんだぜ」
彩芽:ちょっと水本くんどうしちゃったの?!
祐生の言葉に彩芽はもちろん、大樹も譲も驚いている
大樹:「何言って…」
祐生:「北川も浮き輪あった方がいいよな、オレ一緒に行ってやるよ」
彩芽の手を取り連れ去る祐生
彩芽:「あ、あの水本くん?!!」
祐生:「わりー、びっくりしたよな。小林の提案でオレが北川に気があるフリすりゃ、幼なじみくんはやきもち妬いて焦るんじゃないかってことだ」
彩芽:「え?! そうだったの? 水本くんも協力してくれるんだ」
祐生:「ああ、だからあいつ小田島に桐谷を諦めるよう持ってってくれ」
彩芽:「…うん……わかった」
彩芽:水本くん、どうしてそこまで…
大樹:「なあ譲、あの水本ってヤツは彩芽のこと好きなのか?」
譲:「さあ、でもそんな感じだな」
複雑そうな顔の大樹
浮き輪に掴まり波と遊んでる日和
そんな日和のそばを離れない和泉
日和:「ねえ和泉くん、泳いできていいんだよ。美咲たちと来た時は沖まで泳いでたよね」
和泉:「今日はいいんだ、オレが離れたらあいつが来るかもしれないだろ」
日和:「ごめんね、全然楽しめないね」
和泉:「そんなことないさ、こうやって日和のそばで泳ぐのも楽しいから」
日和:和泉くんたらほんとに昔から変わらない
私のためにいつも一生懸命で…
和泉:「日和日和、オレがどっから出てくるか当ててみろよ」
そう言って和泉は海に潜り、日和のまわりを回りながらザバっと後ろから出てきた
日和:「うわっ!」
和泉:「ハハハ…ひっくりしたか?」
楽しそうに笑う和泉を見て日和も自然と笑顔になる
