翌日
廊下でばったり会ってしまった和泉と祐生
一瞬にらみ合うが
和泉:「フン、なあ昨日のATHUKOのYouTube見たか? オレめっちゃ笑っちゃって…」
和泉は友達と喋りながら通り過ぎていく
祐生:「おい!」
和泉:「あ? なんだよ!」
祐生:「おまえあれ知ってるか?」
和泉:「あれってなんだよ!!」
祐生:「桐谷がー」
日和の名前が出た途端
和泉:「わりー、先行っててくんね?」
友達と別れる和泉
和泉:「で、日和がなんだよ! 早く言えよっ」
祐生:教えてやろうとしてるのに…この態度ムカつく
祐生:「…桐谷が、ち……やっぱやめとく」
和泉:「はあ?! ちってなんだよ! ……あっわかった、日和が注射が苦手で今でも涙目になるってやつだろ」
自信満々の和泉
祐生:へー注射苦手なんだ
祐生:「いや、違うけど」
和泉:「あっじゃあれだ、最近ちょっと太っただ! あ、やべ、これ言わない約束だった。でもおまえ知ってんだよな?」
祐生:「いや、知らなかった」
和泉:くーー、オレこいつにいらん日和の情報与えてしまった
和泉:「じゃなんなんだよっ」
祐生:こいつ突くといろんな桐谷のこと教えてくれるな
こいつも桐谷のこと好きなくせに、告白もしないで堂々と友達顔してずっとそばにいやがって
和泉:「なあ、水本言えよ!!」
祐生:桐谷のことになると必死だな
祐生:「…最近他の学校の男が桐谷に近づいてるの知ってるか?」
和泉:「なんだって?!!!」
祐生:すっげー驚いてる、やっぱ知らなかったか
さあどうする? 小林!?
祐生は和泉がどんな反応するのかと楽しんでいた
和泉は向きを変え急に走り出した
祐生:どこ行くんだ?
後を追う祐生
祐生:くそっ、足早ー
和泉:「日和ーっ、他の学校の男に言い寄られてるってホントか?」
日和のクラスに入るか入らないかで大声で叫ぶ和泉
日和:「グホっ…ゲホゲホ……」
お弁当を食べていた日和は驚いて喉を詰まらせた
彩芽:「大丈夫? 日和ちゃん」
背中をトントンしてあげる彩芽
クラスの注目を集めているのに気付いた日和は
日和:「彩芽ちゃんありがとう、和泉くんちょっと」
和泉の腕を引っ張り廊下に連れ出す
