大樹の家で一緒にゲームをしている大樹と彩芽
塚本 大樹:「今朝学校の近くで彩芽と一緒にいた子友達?」
彩芽:「日和ちゃん?」
大樹:「名前は知らねーけど」
彩芽:「2年で同じクラスになって仲良くなったんだ」
大樹:「ふわふわしてかわいい子だよな」
彩芽:「え?!」
彩芽:もしかして大樹…
大樹:「俺のダチの譲 知ってるだろ?」
彩芽:「うん」
大樹:「そいつがその子見て一回話してみたいつってんだけど」
彩芽:ホッ…大樹じゃないんだ。でも日和ちゃんには早川先輩が…
大樹:「俺と彩芽と譲とその子で、休みに遊びに行くのってできるか?」
彩芽:それってダブルデート?!! 行きたい!!
でも……
彩芽:「うん…日和ちゃんに聞いてみるね」
大樹:「おう頼むわ」
彩芽:私…日和ちゃんに彼氏がいるって言えなかった
でも会えなくなったって言ってたし…だったら遊びに行くくらいいいんじゃ…でも…
自分の気持ちと日和のことを考え頭がいっぱいいっぱいになる彩芽
翌朝
日和:「おはよ、彩芽ちゃん」
校門の前で彩芽に声をかける日和
彩芽:「ひ、日和ちゃん! お、おはよ」
彩芽:やだ今大樹と別れたばかり…もしかして
少し離れたところで大樹はこっちを見て手を振っていた
ちょうどそこに譲もやってきて、日和に向かって会釈した
日和もつられて会釈する
日和:「もしかして幼なじみの彼?」
彩芽:「うんそう、手を振ってた方。会釈してたのはその友達」
日和:「優しそうな人だね」
彩芽:どうしょう、日和ちゃんになんて言おう…
彩芽:「あの日和ちゃん」
日和:「ん?」
彩芽:「……あっ、き、今日のお弁当からあげなんだ」
日和:「楽しみだね」
彩芽:うわーバカバカ
休み時間
彩芽:「日和ちゃんあのね……」
彩芽:また泣かせちゃったらどうしよう
日和:「?」
彩芽:「ううん、次体育だよね?」
日和:「うん…?」
お昼
彩芽:「……」
もごもごして何か言いたげな彩芽を見て
日和:「彩芽ちゃん、何か私に話したいことあるんじゃない?」
彩芽:「あっ…うん、あのね……大樹…幼なじみの彼がね、彼の友達と日和ちゃんと4人で今度遊びに行かないかって…」
日和:「? なんで私も?」
彩芽:「えっと…そっ、遊園地、遊園地のチケットもらったから4枚…で、友達も誘ってって言われて……」
日和:「わー! 彼から誘ってくれたの?」
彩芽:「…うん」
日和:「すごい、やったね彩芽ちゃん」
彩芽:「でも二人きりじゃなくて…」
日和:「チャンスじゃない、私も協力するよ」
彩芽:「ほんと?」
日和:「うん、あまり役には立たないかもだけど」
彩芽:「ありがとー 日和ちゃん!」
彩芽:う、後ろめたい、でも一緒に行ってくれるって
譲くんのことは…まあ無理に言わなくてもいっか
日和:あれ? 嬉しくてつい協力するって言っちゃったけど、これって男の子と遊びに行くってことだよね?!
