次の日も
彩芽:「日和ちゃん、課題やってきた?」
彩芽:「日和ちゃん、これ知ってる?」
日和:彩芽ちゃん、気さくに声かけてくれて…明るくてとっても優しいな
あれから幼なじみの話全然しない、気にしてる…よね?
数日後
彩芽:「で、私弟がいるんだけど、日和ちゃん兄弟は?」
日和:「私は一人っ子だよ」
彩芽:「そうなんだ、じゃ全部自分のものになるからいいね。私なんかさ………」
日和:「あ、あの彩芽ちゃん…お、幼なじみの人とはどう?」
彩芽:「! あー…うん」
彩芽:日和ちゃん、この前のこと気にして聞いてくれたんだよね
彩芽:「…その人1コ上でね、幼稚園からずっと一緒だったんだけど、男子校行っちゃって…で、さすがに男子校には行けないから、近くのこの高校に入ったんだけど……」
日和:「その人のこと本当に好きなんだね」
彩芽:「…うん、でも妹? みたいな扱いされててそんな雰囲気にならないというか…」
日和:「そっか…私の友達も幼なじみカップルでね、中学の時から彼の方が好きって言ってたんだけど、彼女全然その気なくて…でも高校に入って急に付き合うようになって」
彩芽:「え?! どうして急に?!」
日和:「それが詳しくわからないんだけど、ふと彼が好きだったって気付いたんだって」
彩芽:「そんなこともあるんだ」
日和:「ねっ、だから本当に彼が好きなら頑張って」
彩芽:「ありがとう、日和ちゃん」
彩芽:日和ちゃんていい子だなぁー
放課後
祐生:「桐谷帰るぞ」
日和:「うん、彩芽ちゃんじゃまた明日」
彩芽:「うんバイバイ」
彩芽:水本くんて顔怖いけど、日和ちゃんには優しい顔するな
あれ日和ちゃん気付いてるのかな?
祐生:「北川とだいぶ仲良くなったんだな」
日和:「うん、彩芽ちゃん とってもいい子だよ」
祐生:「そうか」
祐生:友達出来て桐谷が笑ってたらそれでいいな
和泉:「おーい、日和!」
部活に行く途中、日和を見かけ走ってきた和泉
日和:「和泉くん、これから部活? 頑張ってね」
和泉:「おう、日和もバイトか?」
日和:「うん」
和泉:「頑張れよ」
日和:「ありがとう」
チラっと祐生の方を見て
和泉:まーたコイツといやがる!
チッっと舌打ちをする和泉
祐生:「フン!」
思いきりそっぽを向く祐生
日和:「…二人は仲良くすることって…」
和泉:「無理だ!!」
祐生:「できない!!」
にらみ合う二人
ため息をつく日和
祐生:「バイトに遅れる、行こうぜ桐谷」
日和:「うん、じゃまたね和泉くん」
祐生と一緒に帰って行く日和を見て
和泉:ぐぬぬぬ……
イライラが最高潮の和泉だった
