修一:「いやー、今日は盛り上がったな」
美咲:「和泉、大活躍だったね」
和泉:「おう、まあ楽しかったな」
修一:「帰ろうぜ」
ブーブー
バスケ部マネライン:今から部室集合
修一:「どうした?」
和泉:「バスケ部で集合かかった、じゃオレ行くわ」
修一:「おう、じゃーな」
和泉が部室のドアを開けるとマネージャーの舞香が一人で待っていた
和泉:「あれ? まだ誰も来てない?」
舞香:「今日は小林くんだけ」
和泉:?
舞香:「今日…小林くんかっこよかったよ」
和泉:「そうか?」
褒められて嬉しそうな顔をする和泉だが、
和泉:…っ、リレーでは勝ったけど借り物でアイツあんな堂々と日和と…
思い出して悔しそうな表情を浮かべた
舞香:「あー うんわかるよ、あんなの目の当たりにしたらね…小林くん、桐谷さんのこと好きだもんね」
和泉:「なっ…えっ? いやいや…は?」
明らかに挙動不審になる和泉
舞香:「知ってたよ、ずっと小林くん見てたから…私、小林くんが好きだよ」
和泉:え?!!
突然の告白に固まる和泉
舞香:「気付かなかった? ずっとずっと熱い視線送ってたんだけどな」
和泉:「なっ…え?!!」
舞香:「まあそういう鈍感なとこも含めて好きなんだけどね。でも小林くん、桐谷さんしか見てないから…私も見てるだけにしようと思ってた」
じりじり和泉に近づく舞香
舞香:「でもさすがにヤバイと思ったの。今日の活躍できっと告白ラッシュが起こるはず…ずっと好きだったのに、今さら桐谷さん以外の人なんかに取られるのは嫌なの」
和泉:「おまえ何言ってんだよ」
舞香:「だから私と付き合って」
和泉:「いや…だってオレは日和が…」
舞香:「いいよ、今はそれでもいいから。彼女にして! だめ?」
ギリギリまで近づき、真下から和泉を見上げる舞香
和泉:「あっいや…」
顔をそむける和泉
舞香:「じゃ決まりね! これから女の子から告白されても彼女がいるからってちゃんと断ってね」
和泉:「いやオレそんなもてないし…」
舞香:「いいからお願いね。じゃ早速明日デートしよ」
和泉:「はあ? デート?!!」
翌日
ガコーン……
ボーリングでストライクをきめる和泉
舞香:「ナイス! 小林くんボーリングも上手いね」
ガコーン……
ストライクをきめる舞香
和泉:「そういうおまえも上手いな」
舞香:「アハハ、これだけは得意なの、小林くんにいいとこ見せたくて。勝負だよ」
和泉:「おう」
ガコーン……ガコーン……ガコーン……
客:「あそこのカップルすごいねー」
周りに見物客が出るくらい二人は白熱していた
