「そりゃあ冬休みだからクリスマスも年越しも湊君としたいもんね?」



「うん…」



「もう!!ラブラブだなぁ〜!!もし美夜がアメリカ行くことになったら寂しいけど、湊君といるために明日頑張んなよ!!」


「頑張れよ美夜。」




「うん!!ありがとう沙理加、創太!!」






沙理加と創太にも頑張れって言われたんだし…


明日は頑張んないと!!








「美夜、帰るぞ。」


「あ、湊!!どこいってたの?」


「なんか山さんに雑用頼まれてた。」



他愛のない話をしながらあたしたちは教室を出た
















「本当にあの二人ラブラブよね〜…」


「本当だよな。見てるこっちが恥ずかしいんだけど。」




沙理加と創太にそんな話をされていたことは、もちろん知らなかった