【決意】
着いた先は、もちろん私の自室だった。
もちろんと言っているけど、もしかしたら家が取り壊されているのではと心配していたが、杞憂だったようだ。
私と屈子は部屋のドアを開け、そろりそろりと階段を降り、家を出た。
家族のものに見つかってしまうかもしれないからだ。
「見た感じ、科学の大きな進歩は無いのかな。」
周りの建物を見ると、液晶モニターのような大きな看板があった。
CMのようなものを流していて、時折現在の時間を表示するようだった。
時間のほかに、年月日が表示されていた。
「2034年って表示されている。」
日付を見ると、過去の日付より10日ぐらい前だった。
「こんなギリギリで、まだ私は生きているのかな。」
自室からすぐに出てしまったので、よくわからない。
もっと調べ物をしてから、出ていったほうが良かったかも。
街を歩いていると、飲食店が目に入った。
食券を現金で買ったり、スマホをかざして買ったりと、あまり現在と変わらない。
次に電気屋。家電量販店と言うべきか。
いろいろなものを電気を入れた状態で展示をしている。
ネット通販におされて減ってきたかと思っていたが、現物を見てから買いたいと思う客もまだまだいるようで、結構繁盛していた。
スーパーを見てみたが、これもあまり現在と変わらない。
肉や野菜は直接店で買ったほうが良いのだろう。
ちょうど公園が目に入ったので、そこのベンチに座った。
一休みしていたら、
「とりあえず、私の家へ行ってみよう。」
屈子が言った。
夜なので、人通りも少なく、スムーズに屈子の家で行くことができた。
未来の屈子の家も、現在の屈子の家とあまり変わらなかった。
ただ、よく見るとちょっとさびれていたような気がした。
ドアの鍵は閉まっているようだった。
「この鍵、使えるかな。」
屈子はそう言いながら、鍵を入れ回してみた。
『ガチャ』
どうやら屈子の家の鍵がそのまま使えたようだ。
そろりそろりと静かに移動し、階段を上がって2階へ行く。
ドアを開けると、未来の屈子と目が合った。
未来の屈子は一瞬驚いたが、すぐに察し、話を聞く体制に入った。
私達は未来の屈子から、いろいろと話を聞いた。
要約すると、私の叔父が鏡の開発にかかわっていたらしく、未来の私も手伝っていたらしい。
叔父は誰か、おそらくテロ組織に殺され、未来の私も狙われているらしい。
鏡には過去への転送機能があり、未来の屈子が少し前に過去に転送した。
過去の私でも、私自身であるのだから、未来の私の事も他の人よりは、よく知っているだろうと。
未来の私も、鏡が過去へ転送されたことは後になってから知ったらしい。
私達三人は、未来の私に会いに行こうと決意した。
着いた先は、もちろん私の自室だった。
もちろんと言っているけど、もしかしたら家が取り壊されているのではと心配していたが、杞憂だったようだ。
私と屈子は部屋のドアを開け、そろりそろりと階段を降り、家を出た。
家族のものに見つかってしまうかもしれないからだ。
「見た感じ、科学の大きな進歩は無いのかな。」
周りの建物を見ると、液晶モニターのような大きな看板があった。
CMのようなものを流していて、時折現在の時間を表示するようだった。
時間のほかに、年月日が表示されていた。
「2034年って表示されている。」
日付を見ると、過去の日付より10日ぐらい前だった。
「こんなギリギリで、まだ私は生きているのかな。」
自室からすぐに出てしまったので、よくわからない。
もっと調べ物をしてから、出ていったほうが良かったかも。
街を歩いていると、飲食店が目に入った。
食券を現金で買ったり、スマホをかざして買ったりと、あまり現在と変わらない。
次に電気屋。家電量販店と言うべきか。
いろいろなものを電気を入れた状態で展示をしている。
ネット通販におされて減ってきたかと思っていたが、現物を見てから買いたいと思う客もまだまだいるようで、結構繁盛していた。
スーパーを見てみたが、これもあまり現在と変わらない。
肉や野菜は直接店で買ったほうが良いのだろう。
ちょうど公園が目に入ったので、そこのベンチに座った。
一休みしていたら、
「とりあえず、私の家へ行ってみよう。」
屈子が言った。
夜なので、人通りも少なく、スムーズに屈子の家で行くことができた。
未来の屈子の家も、現在の屈子の家とあまり変わらなかった。
ただ、よく見るとちょっとさびれていたような気がした。
ドアの鍵は閉まっているようだった。
「この鍵、使えるかな。」
屈子はそう言いながら、鍵を入れ回してみた。
『ガチャ』
どうやら屈子の家の鍵がそのまま使えたようだ。
そろりそろりと静かに移動し、階段を上がって2階へ行く。
ドアを開けると、未来の屈子と目が合った。
未来の屈子は一瞬驚いたが、すぐに察し、話を聞く体制に入った。
私達は未来の屈子から、いろいろと話を聞いた。
要約すると、私の叔父が鏡の開発にかかわっていたらしく、未来の私も手伝っていたらしい。
叔父は誰か、おそらくテロ組織に殺され、未来の私も狙われているらしい。
鏡には過去への転送機能があり、未来の屈子が少し前に過去に転送した。
過去の私でも、私自身であるのだから、未来の私の事も他の人よりは、よく知っているだろうと。
未来の私も、鏡が過去へ転送されたことは後になってから知ったらしい。
私達三人は、未来の私に会いに行こうと決意した。



