甘音くんの言うとおりだよ。
膨れ上がった恋心は手に負えない、自分でも制御できない。
甘音くんと紅亜くんをずっと僕だけのものにしたいなんて、わがまま以外のなにものでもない。
この先僕は、二人とは関わらずに生きていかなきゃ……って……ん?
付き合う?
いま甘音くんは『3人で付き合う』って言った?
それって……
「俺も紅亜も若葉が好き。若葉は俺たち二人と一緒にいたい。3人の願望を叶える方法は、これしかないでしょ」
でも……
「普通じゃないよね、3人でつきあうなんて……」
僕の不安を瞳から拭い去るように、甘音くんが優しい視線を絡めてきた。
「他人なんて気にする必要はないよ。俺たち3人が納得して選んだ未来を邪魔する権利なんて誰にもないんだから」



