☆若葉side☆
「でさ、ハナがすっげぇ俺につめたいわけ。おいでって手招きしても無視。あいつぜってぇ、かまうのめんどくせーとか思ってる。懐かれる気がしないんだけど」
お弁当に手をつけず、納得いかないという顔で唇を尖らせる翔太君に「ん?」とハテナを送る。
「翔太さ、昨日の帰りに猫拾ってさ」
代わりに説明してくれたのは、長いフランスパン一本を嚙みちぎるようにたいらげた龍之介君だった。
「俺たち3人で見つけたんでしょ、翔太だけじゃないでしょ!」
異議申し立てると言わんばかりの大地君が、トマトを挟んだ箸を翔太君に突きだして。
「おまえらは飼えないって言ったじゃんか。アパートだからとか、家族に猫アレルギーの奴がいるとか理由つけてさ」
「人生で一度も彼女ができたことない翔太がかわいそうでかわいそうで、人間の女子に好かれないなら、もうこのさい相手が猫でもいいんじゃねっていう俺らの優しさになんで気づけないかな」
勝ち誇った笑みを浮かべた龍之介君にいじられれば、まぁそうなるよね。
翔太君は食べかけのおにぎりを置いて立ち上がると、不満ビームで二人をにらみつけた。
「でさ、ハナがすっげぇ俺につめたいわけ。おいでって手招きしても無視。あいつぜってぇ、かまうのめんどくせーとか思ってる。懐かれる気がしないんだけど」
お弁当に手をつけず、納得いかないという顔で唇を尖らせる翔太君に「ん?」とハテナを送る。
「翔太さ、昨日の帰りに猫拾ってさ」
代わりに説明してくれたのは、長いフランスパン一本を嚙みちぎるようにたいらげた龍之介君だった。
「俺たち3人で見つけたんでしょ、翔太だけじゃないでしょ!」
異議申し立てると言わんばかりの大地君が、トマトを挟んだ箸を翔太君に突きだして。
「おまえらは飼えないって言ったじゃんか。アパートだからとか、家族に猫アレルギーの奴がいるとか理由つけてさ」
「人生で一度も彼女ができたことない翔太がかわいそうでかわいそうで、人間の女子に好かれないなら、もうこのさい相手が猫でもいいんじゃねっていう俺らの優しさになんで気づけないかな」
勝ち誇った笑みを浮かべた龍之介君にいじられれば、まぁそうなるよね。
翔太君は食べかけのおにぎりを置いて立ち上がると、不満ビームで二人をにらみつけた。



