「ななお前知ってるか?どんな願いも叶えてくれる店"ウィッシュ"って」
昼休み弁当を食べ終えぼーっとグラウンドを見ていると親友の友哉が聞いてくる
「どんな願いも叶えてくれる?」
なんだそのデタラメ...
こいつこんなの信じるやつだったけ...?
「あぁ、どうにもその店にはほんとーに叶えたい願いがあるやつだけが行けるらしい」
嘘っぽい....
絶対叶えることなんてできない
俺の願いもその他の人の願いも
「なあもしこのことが本当だったらお前また投げれるんじゃないのか??」
前かがみで俺に言う友哉。それを俺はウザそうに払い除ける
「そんなわけあるかよ」
俺はもう球場には立てない
これはもう決定事項なんだよ…
「だけどよ俺またお前と野球がしたい」
そんなの...俺だってしたいよ
またあの時みたいにボールを思いっきり投げたい
でもその願いはもう叶えられない
天地がひっくり返っても、
絶対そう言い切れる

